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下位転落チーム決定


「さー、長いことお待たせしてすみませんでした!
これにて上位1回戦はすべて終了! 告知してました通り、敗れた4チームのうちひとつは、下位トーナメントに回っていただくことになります!」

いまだコーナーの一角に張り付けられたままのあげはとファラーシャの周りで、撮影会は続けられていたが。
ひとしきり喧騒も落ち着いたところでローズさんのアナウンスが流れ、次なる話題に観客もにわかに色めき立つ。

「おおそうだ、あげはタソのおっぱいで抜きすぎてて、すっかり忘れてたよ! つまりはまたこの2人の試合を見れるってこと!?」
「待て待て。1回戦で負けたのは、幸子、ブラックベリー、ギガント、シュメッタリンの4チーム。
抽選会の説明では、一番へちょい試合をしたチームが落ちるって話だったが…?」
「へちょい……うーむ。幸子は相手が相手だっただけに、最後は情けない姿を晒してしまったが。試合自体はどっちが勝ってもおかしくない内容だったからな…」
「月子に大逆転を食らったブラックベリーも、言い換えればそこまで追いつめてはいたわけだし。…あれ? もしかして一番いいところなかったのって、ギガントヴィエーディマ?」
「あ゛ー……あげはも及ばなかったとはいえ、真理亜相手に意地は見せてたからな。うん、ギガントはチェーニのセクハラくらいしか見どころがなかったっつーか」
「それもすぐ切り返されて墓穴を掘りおったし、ピアーチはピアーチで自爆祭りじゃったからのう。これはやむを得んか…」

実際改めて1回戦の4試合を振り返ってみると、他3試合は負けたチームもそれなりに健闘してたのに対し、春夏vsギガントはほぼ一方的と言っていい内容。
へちょい試合という点に照らせば、最も有力なことに間違いはない。しかし顔を見合わせた観客達が、一様に複雑な表情を浮かべたのも無理からぬことだろう。

「下位チームを存分にリョナっていただけるなら、それはそれで面白いんじゃありませんこと?」
「しかし春夏相手にあのザマだったのを考えると、ちょっと不安が…。まあピアーチもでかすぎるだけで顔は悪くないし、調子に乗ってたあの2人が落ちてくのもアリっちゃアリか」
「でも絶頂からの転落って意味じゃ、幸子もここで終わるには惜しいんだよなあ…」
「ブラックベリーやシュメッタリンも、今回負けた後どうなるのか見てみたいしねー。てか、ここで選ばれなかったチームは、もう試合する機会はないんじゃろか運営さん?」

一斉にローズさんへと集まる視線。その疑問ももっともだと言わんばかりに、軽く咳払いして運営の代行者たる彼女は返答する。

「そうですねー。すみませんがトーナメントである以上、進むにつれチームが減ってくのは仕方のないことなので。
除外された3チームもですが、これから行う下位トーナメントで勝ち抜けたチームなども、基本的には以後本戦には参加できず待機という扱いになります。」

「むう…まあ、もとからそういうルールではあったしな。それに今回は時間かかるから試合数少なめってのは、前もって言われてたことではあるが」

「…ただし! それはあくまでトーナメント本戦の話!
各オーナーの働きかけや、その他諸々の事情で突発的に行われるエキシビジョンはその限りではありませんので、待機状態のチームにも出番が回ってくる可能性は十分にありますよー」

「ほほう! ということは……!」

いやらしく口元を吊り上げたおっさん共が、あげは達の方を振り返ったのもさもありなんと言うべきか。
そのあからさまな態度に苦笑いを浮かべつつも、隣に座っていたヴォイドさんが補足する。

「つってもそんなに期待しすぎんな。当たり前だが、優先して進めるのは本戦の方なんだからよ。
一応トーナメントから外れても、そういう形で試合を見られるチャンスはあるっつーことだ」

その説明にややざわついていた観客達も、納得したように頷き議論を再開する。…矢先にあっさり流れを無視して、アナウンスを続けるローズさん。

「はいはーい。ではすみませんが皆さん、一旦お席に戻っていただけますかー。
今日入場時に渡されたペンライトが、お手元にあるかと思います。実はこれ、幸子さんのライブを盛り上げるためだけのものじゃなくてですねー。
それぞれ落ちてほしいと思うチームに対応した色を掲げていただいて、ネット中継、審査員票も合わせた得票数によって、該当チームを決定したいと思います!」

「なるほど、つまりは大晦日のアレみたいなシステムか」
「いや待て、ってことは審査員票の比率がものすごく高いんじゃ…?」

「にへへー。まあ不安もごもっともですが、そこらへんは部外秘ってことで。
じゃあ照明を落としますよー。日本野鳥を擬人化してリョナる会の皆さん、集計よろしくお願いしますー」




………………………




「発表します! 非常に僅差の勝負となりましたが、最も多くの票を集めたのは………」

高揚感を煽るドラムロールが流れ、焦らしに焦らした末電光掲示板にでかでかと表示されるチーム名! その瞬間、悲喜こもごも入り混じった多くの声が、会場内のいたるところで木霊する!

「ギガントヴィエーディマ―――!!!」

「うわーやっぱりか―――!!」
「妥当っちゃ妥当だけど、他の3チームはエキシビジョンに期待かぁー」
「でもダブルエックスとの試合は、楽しみじゃありませんこと? あの馬鹿力でレプリロイドちゃんが壊される様を想像すると…うふふっ」
「そううまくいくかは分からんが、しかし優勝候補と思ってたギガントがなあ…。つくづく一寸先は闇よ、地下ってところは」

カクテルライトが交錯する中、やや自分達から興味が逸れてくれたあげはとファラーシャはもちろんだが。いまだ治療中の幸子とココロ、自室で中継を見ていたブラックベリーの2人も、内心ほっと胸を撫で下ろすのだった。
…もちろん、下位落ちによる処分の可能性がなくなっただけで、この先彼女達がどうなるのかは誰にも分からないのだが。

「それでは、下位1回戦のカードもすべて決まりましたところで、本日の日程はすべて終了となります!
引き続き明日より行われます下位トーナメントも、どうかご期待ください! 実況は私ローズ、解説はヴォイドさんでお送りしましたー!」



なおスタッフが撤収した後も、真理亜さんの望み通りシュメッタリンの2人は一晩に渡って放置されたままなわけで。
ほとんどの観客は存分に撮影し満足して帰ったものの、一部の熱烈なファンは泊まり込みを決行。
外気に晒され冷えた身体が、それだけの長い時間尿意に耐えられるはずもなく…JSおもらしショーを酒の肴にして盛り上がりながら、CAの長い夜は更けていくのだった。

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お知らせ

トーナメント本戦 組み合わせ表

トーナメント表1-2

トーナメント表2-2

上位トーナメント1回戦 対戦カード

☆第1試合 
甲斐姉妹vs
カワイイ幸子と愉快な仲間

☆第2試合
ブラックベリーvs
みこみこウォリアーズ

☆第3試合
春夏繚乱vs
ギガントヴィエーディマ

☆第4試合
ツヴァイシュメッタリンvs
The Childish

下位トーナメント1回戦 対戦カード

☆第1試合
ランページ・ヴィーナスvs
蒼黒の第五元素

☆第2試合
忍拳潮流vs退魔コンビ

☆第3試合
ちっぱいメイドズvs
ビッグ・ボンバーズ

☆第4試合
ダブルエックスvs
ギガントヴィエーディマ

参加タッグ一覧

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