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第4試合 ツヴァイシュメッタリン vs The Childish(5/5)


…………………………。


「…ふうっ、ごめんなさいね。全部の要望に応えるわけにはいかなかったけど、ま、これくらいで」

…約1時間後。さすがに疲れが溜まってきたのもあったかもしれないが、それ以上に気力も体力も尽き果てた2人の口から悲鳴が聞こえなくなったことで、真理亜もようやく満足げにロープにもたれかかる。
肩、肘、股間、膝、手首足首、指…およそ考えうる骨と骨との連結部を残さず破壊されたあげはとファラーシャは、お互いの垂れ流した体液で身体中をてからせ、潰れたカエルのような格好でその足元に横たわっていた。
いまだわずかに上下するお尻や胸から、かろうじて息があることは窺えるものの。もう真理亜が踏みつけようと蹴り飛ばそうと、ほとんど反応は示さない。

凄惨ながらもどことなく背徳感すら感じさせるその光景に、さっきまで興奮の渦中にあった場内の雰囲気も、徐々に2人の姿をじっくりと堪能する方向へと向かっていく。今ではそこかしこからわずかなざわめきと、カメラのシャッター音が聞こえるのみとなっていた。
その反応の変化に苦笑いを浮かべつつも、真理亜は仕上げとばかりに腰を上げ、2人をコーナーまで引きずっていく。

「……ぉ…………………」

「……ひゅ…………ぃ………」

「残りのリクエスト分は、この虫けら共の身体を隅々まで観察してもらうってことで、埋め合わせるとしようかしら?」

「「「おおおおおおお―――――!!!!」」」

最後まで観客の期待に応えるその発言に、再び場内は大歓声に包まれた!
そして真理亜はコーナーポストを挟んで、あげはとファラーシャを背中合わせに固定。慣れた手つきでねじ曲がった2人の四肢とロープとを複雑に絡み合わせ、哀れなる蝶の標本を完成させる!
それだけでもうガラス前を埋め尽くす観客達は顔を押し付け、食い入るようにその光景を焼き付けようとしていたが。真理亜の考えていたのは、さらなる辱めだった。

「ああ、運営さん。私が退場した後、ガラスのロックを外したままにしてもらうことはできるのかしら?」

「む? 普通試合後はロック外したまま、スタッフがリング整備に入りますが…ってあーそういうことですか」

「そういうこと。どうせもう試合はないんだし、リング整備は明日でもいいんじゃない?」

「OKですー。ただまあ、ペナルティ的なイベントじゃないので、お触りは厳禁ですよー」

真理亜の意図を察し、空気を読んだ運営発表に場内のボルテージは最高潮に達しようとしていた! もはや席に座っている観客など1人もおらず、もう人の重みでガラスが割れるんじゃと思わんばかりの有様である。

「マジか――――!! 間近で見られるのはすげー嬉しいけど、生殺しじゃねーかちくしょ―――!!」
「でも撮影はいいんだよね!? あげはタソやファラーシャタソのあんなところやこんなところを、接写してもいいんだよね!?」
「スタッフは明日も休みでいいぞー! なぜなら俺がリングを舐め尽くして、綺麗にしてしまうからだ!」
「閃いた! 触っちゃ駄目ならぶっかければいいじゃん!! あのあどけない顔の前でしごけるとか、考えただけで興奮するようひょ―――!!」

相も変わらず変態という名の紳士ばかりである。まあ表の世界ではれっきとしたセレブ、紳士であることには変わりないのでマナーはちゃんと守ってくれるだろう。多分。

真理亜もやれやれといった感じで首を振り、一旦リングを降りようとするが。何かを思い出したかのように引き返してあげはと向かい合うと…そのたわわに実った乳房に爪を立て、思い切り握り潰す!

「……ぁ……ぁぅ………!」

「その身体の奥底に、しっかりと刻み付けなさい…。あなたごときじゃ、何回やっても私には勝てないということをね…!」



ロックが解除され出入口が開くや、モーセばりにぱっかりと人の壁が割れ、真理亜の前には自然と通路が出来上がる。試合内容とパフォーマンスを考えれば、当然のリアクションと言っていいだろう。
そして惜しみなく降り注ぐ称賛に手を振って応えながら、まさに女王の風格を漂わせ、真理亜は悠々とリングを後にするのだった。

「ハラショー真理亜―――!! ハラショ――! ハラショ――!!」
「ハラショォォォ! ハラショォォォ!!」
「オーチンハラショ―――!! オーチンハラショ―――!!」

結果として今回も大人げない強さを見せつけたチャイルディッシュ。幸子が敗れた今、やはり頂上決戦は甲斐姉妹との一騎打ちになるのか、はたまたみこみこか春夏が波乱を起こすのか。
1回戦の突破チームが出揃ったことで、評論家達の予想も一層熱を帯びてくるのだった。

一方、真理亜が退出すると同時に隙間なく男達に囲まれたシュメッタリンの2人は、息のかかる距離から舐め回すような視線と幾多のフラッシュに晒されることとなる。わずかに残された意識が状況を理解してはいるが、全身骨折の上がっちりと磔にされたこの状態。
2人に出来ることはか細い声で呻き声を漏らしつつ、一刻でも早くこの時間が終わることを願うだけだった。

(も……やだ………。あんなところまで、撮られて………)

(……助け………お母……さ………)



39分57秒(+真理亜さんのデモンストレーションタイム55分)
Winner The Childish 3勝0敗 上位トーナメント2回戦進出
Loser ツヴァイシュメッタリン 2勝2敗

985_0.png











「………ん? 何か忘れてるような…。
まあ、忘れるってことは大したことじゃないわね。気のせいでしょう多分」

そんなわけでひっそりとリングサイドに転落していた春日が気付いた時には、訳も分からず大勢の人に踏みまくられていたりした。
早く思い出してあげてください真理亜さん。

「ぎょむっ、ちょ、痛いですやめて踏まないで! 私が気を失ってる間に何があったんですか一体―――!!」

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トーナメント本戦 組み合わせ表

トーナメント表1-2

トーナメント表2-2

上位トーナメント1回戦 対戦カード

☆第1試合 
甲斐姉妹vs
カワイイ幸子と愉快な仲間

☆第2試合
ブラックベリーvs
みこみこウォリアーズ

☆第3試合
春夏繚乱vs
ギガントヴィエーディマ

☆第4試合
ツヴァイシュメッタリンvs
The Childish

下位トーナメント1回戦 対戦カード

☆第1試合
ランページ・ヴィーナスvs
蒼黒の第五元素

☆第2試合
忍拳潮流vs退魔コンビ

☆第3試合
ちっぱいメイドズvs
ビッグ・ボンバーズ

☆第4試合
ダブルエックスvs
ギガントヴィエーディマ

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