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第5試合 ビッグ・ボンバーズ vs ブラックベリー(1/2)

ユキーデsジャンダムs   ランsティアs



ビッグ・ボンバーズ  オーナー:弁天堂氏
ヴェルニ・ユキーデ
身長193cm 体重87kg 3サイズ B90 W69 H88 年齢:19歳
試合コス:Love&PeaceTシャツ ボクシンググローブ 紅いパンタロン
エヴァン・ド・ローク・ジャンダム
身長179cm 体重79kg 3サイズ B90 W63 H92 年齢:22歳
試合コス:浅草Tシャツにレスリングスパッツ&腸圧ベルト


ブラックベリー  オーナー:武蔵氏
ラン
身長159cm 体重50kg 3サイズ B84 W56 H79 年齢:15歳
試合コス:ブラックベリーで採用されている全身をぴっちりと覆う漆黒のバトルスーツ
ティア
身長157cm 体重49kg 3サイズ B80 W55 H77 年齢:15歳
試合コス:ブラックベリーで採用されている全身をぴっちりと覆う漆黒のバトルスーツ



「グフフフFuFu…こういうのを二ホンのコトワザで、『イヌも歩けバ藁をも掴む』って言うんだZEジャンダム」

「流石ユキーデ、博識だな。で、どういう意味なんだそれは」

「労せズして幸運を手に入れられる、ってコトDA。まさに今のワタシ達にピッタリじゃないKA!」

「カッカッカッ! 違いない…あのような手負いが相手ではな。我らの上位進出は、決まったようなものよ」

3回戦が始まる前に告知されていた通り、第1試合で敗れたブラックベリーは引き続きこの日の最後、ビッグ・ボンバーズとも試合が組まれることとなった。
CAの誇る変態的な医療技術により、もうダメージはすっかり回復してはいたものの…いかんせんファラーシャに完封されて、まだ半日足らず。気持ちを切り替えるための時間は、あまりに短かったか。
いつもなら軽口を叩いて相方を困らせるティアも、入場からこちら、ずっと口数は少ないままだった。

観客もほとんどがボンバーズの有利を疑っておらず、また先刻の負けっぷりを揶揄する声も容赦なくブラックベリーへ浴びせかけられる。
まあこれだけお膳立てが整えば、筋肉二人の慢心しまくりな会話も無理からぬことと言えよう。

「さあ、上位最後の切符はどちらが手に入れるのか!
ビッグ・ボンバーズの先発はユキーデ、ブラックベリーはランさんがスタンバイし……今ゴーーング!!」

カ―――――――ン!!

「ジャンダムが出るまでもナイ! ワタシ一人で、片を付けてくれるWA!!」

同時にコーナーを蹴り、やる気十分といった様子で一直線に襲いかかるユキーデ! 
対照的にランは両手をぶらりと下ろし、一見するとすでに勝負を諦めたかのような構え。もちろんそれで躊躇するユキーデではなく、無抵抗とも思える相手へ容赦なく鉄拳を叩き込もうとするが…!

「…ヴェルニ・ユキーデ。193cm87kg、ドイツ出身。己のパワーを誇示し、試合を優位に進めるためか…初手は68.6%の確率で、チョッピングライト」

「!?」

まさにその言葉通り、右拳を振り下ろそうとしていたユキーデが驚愕の表情を浮かべるが時すでに遅し! 次の瞬間にはランの左腕が肩越しに交差、ユキーデの顔面を完璧に捉えていた!

「これは鮮やか! ランさん、ノーガードの構えから初撃を読み切り、どんぴしゃりのクロスカウンター! 
正直コンディションが危ぶまれていたブラックベリーですが、どうやら影響はまったくない模様です!」

「当ったり前さー! 特殊部隊ブラックベリーを、甘く見るんじゃないぜー!」

いつの間にか普段のノリに戻っていたティアが、ドヤ顔でガッツポーズをかまして観客とボンバーズを煽る。ここまで落ち込んでいたように見えたのはすべて演技、曲がりなりにもCAへの潜入に抜擢されるレベルの人材である。一度の敗戦を引きずるようなメンタルではなく、逆にこの状況すら利用してまんまとボンバーズの油断を誘っていたのだった。
さっくりとネタをばらした相方に苦笑しつつ、ランも体勢を崩したユキーデに追撃。ここで一気に流れを引き寄せようとする。しかし!

「こそばゆいWA! コノ程度で、ワタシを倒せると思うテカ!」

完全に身体の軸はブレながらも強引に打ち返してくるあたり、さすがはユキーデと言うべきか。ランもよもやこの体勢から反撃されるとは思わず、今度は逆に自分がカウンターをもらう格好となる!

「ぐ、うっ…!」

「ぬわ、大丈夫かランっ!?」

「…心配無用。この程度なら誤差の範囲、データを修正して続行するわ」

「チッ、浅かったKA! ならバ、これはどうダ!!」

咄嗟にバックステップで打点をずらしたランだったが、ユキーデの豪拳をボディに浴びたことには変わりない。これで再び攻守交替、今度はユキーデが十八番の低空アッパー、獄炎突きを撃ち込み主導権を握ろうとする。
初見で見切ることは難しいこのパンチ、ユキーデとしては当然の選択だったが…すぐに体勢を立て直したランは、またしてもカウンターを合わせ、冷静にその巨体を斬って落とす! 恐るべきは適度な脱力から繰り出される、システマならではの自然な動き!

(…もちろんそれだけで、ユキーデ相手にここまで立ち回れるわけじゃないさ。ランもあたしも、CA潜入前に全闘士のデータは頭に叩き込んできたからね。まさかこんな形で、役に立つとは思わなかったけど)

そこから先は完全にランのペース。裏をかいたつもりでもことごとく手の内を読まれるユキーデは、正確にランのカウンターのみを被弾し続けていく。自慢の破壊力を己の身に返されるという屈辱、次第にイライラが募り意地になって大きなパンチを振り回すも、それはさらにドツボにハマる悪循環でしかない。いかに体力に勝るユキーデとはいえ、ここまでいいようにあしらわれては観客から落胆の声が漏れ始めるのも当然といえよう。

「お前の悪い癖だユキーデ! 一旦頭を冷やせ!」

ここでさすがに耐えかねたジャンダムが乱入、ユキーデを押しのけランを相手取る! ユキーデも不満そうな表情は浮かべるが、自分の負けパターンは自覚しているのか歯軋りしつつ後退。
ジャンダムとしては目先を変えてのグラップリングで密着状態に持ち込み、何とか流れを引き戻したいところではあったが…。

「…1、2戦からパターンは変わらず。接近さえ許さなければ、問題のない相手」

打撃から投げ技主体の相手へと代わったくらいで、対応に手間取るランではなかった。そもそもこの大会への参加が決まってから、ランは3期にいなかった闘士も含め、すべてのチームの傾向と弱点を分析した上で試合に臨んでいたのである。
筋肉にモノを言わせてのタックルで強引に組み付こうとするジャンダムを、闘牛士のように華麗にかわしつつ隙を見出すやカウンター。はっきり言ってシュメッタリン戦はデータが不足していたがゆえの不覚であったが、このジャンダムはベルギーでの戦績も参照できる相手。最初から対戦することも視野に入れて研究され尽くした結果、もはやジャンダムはあらゆる癖を見抜かれていると言ってよかった。

(ちいっ…かろうじてベルギー筋肉で凌いじゃいるが、生半可な攻撃は全部カウンターの的か。こんな面倒な相手だなんて聞いてないぜ)

かくして今や試合は一方的な展開、今度はラン自身がノータッチ勝利をやってのけそうな勢いですらあった。しかし、当然このまま終わるボンバーズではない!

(こちらからダメージを与えられない以上、ジリ貧なのは分かり切ったこと…なれば、この状況を覆す手段は一つ。ユキーデ、分かってるな?)

(応!!)

ここまで愚直な突進を繰り返してきたジャンダムだが、突如として大きく横っ飛び、ランの側面にあるロープへと身体を預ける!
そして即座に筋肉アイコンタクトでその意図を察し、筋肉ステルスでリングサイドに回り込むユキーデ!

「!?」

このデータにない動きが功を奏し、一瞬ではあるがランは困惑。図らずも足を止めてしまう!
そのレスポンスに、してやったりとほくそ笑むジャンダムとユキーデ! そう、初めて見せるコンビネーションなら見破られることはないという判断は、見事に的中したのだった!

「筋肉uuu………」

「プレッサアアァァァーーーーー!!!!」

ちょうどリング中央に位置するランをロックし、両サイドからロープの反動も利用してのミサイルめいたドロップキック! ティアも慌ててリングへと飛び込むが、到底カットは間に合わない!
さらに二方向からの攻撃ゆえ、仮にどちらかが迎撃されても確実に流れを変える一撃は加えられる…脳筋言われまくりなボンバーズではあるが、考えるという一手間を省けるこのコンビ。こと実戦での判断においては、こうしてそれがアドバンテージとなることも少なくはない!

「ッッ!!」

と言うかそもそも初手の反応が遅れた時点で、カウンターは不可能。ランに取れる行動は、ガードか回避かの二択しかなかった。
迫り来る28cmの足の裏を視界に入れながら、ランは思考を最大限に加速させ、かつシステマの基本たるリラックスを維持するため大きく息を吐く!

ガシイイイィィッッッ!!!!

そして次の瞬間、およそ女性とは思えぬ筋骨隆々とした四つの脚にプレスされるランの上半身!

「やったKA!?」

「…まだだ! 油断するなユキーデ!」

「ビッグ・ボンバーズ、勝負をかけたツープラトンでしたが……ランさん、咄嗟に両腕を上げてブロック! かろうじて直撃だけは免れました!
あーーっとしかし、マットに膝が落ちる! やはり防いだとはいえ、筋肉に挟まれたダメージは甚大でしたか!?」

「くああッッ…!」

「フッ、決められなかったGAコレハBig Chance! ジャンダム、ソイツを抑え…って何ィ!?」

「覚えときな! チャンスとピンチは紙一重ってね!」

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お知らせ

トーナメント本戦 組み合わせ表

トーナメント表1-2

トーナメント表2-2

上位トーナメント1回戦 対戦カード

☆第1試合 
甲斐姉妹vs
カワイイ幸子と愉快な仲間

☆第2試合
ブラックベリーvs
みこみこウォリアーズ

☆第3試合
春夏繚乱vs
ギガントヴィエーディマ

☆第4試合
ツヴァイシュメッタリンvs
The Childish

下位トーナメント1回戦 対戦カード

☆第1試合
ランページ・ヴィーナスvs
蒼黒の第五元素

☆第2試合
忍拳潮流vs退魔コンビ

☆第3試合
ちっぱいメイドズvs
ビッグ・ボンバーズ

☆第4試合
ダブルエックスvs
ギガントヴィエーディマ

参加タッグ一覧

タッグ01 タッグ02 タッグ03 タッグ03-c タッグ04 タッグ04b タッグ06 タッグ07 タッグ08 タッグ09 タッグ10 タッグ10b タッグ10c タッグ13 タッグ14

3期参加闘士一覧

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